さて、昨日のレポでございます。
実は今回のライブ、行けるかどうか非常に怪しかった。なんせ水木金と体調を崩し、発熱やら頭痛やらで3日間ほぼ寝込んでいたような状態。金曜の午後くらいにはかなり回復してきたものの、前日も夜まで脂汗が止まらなかったくらいなので、「姫路に続いて(あの時は台風による交通機関麻痺だったけど)断念か~?」と思ったが、恭司さんのギターの音色には癒し効果もあるようで、更には強力な生体エネルギーももらえる、それを期待して決行したのだった。
とはいえ、朝の通院の後は一旦部屋に戻ってギリギリまで横になってたんですよ、一応大事を取って。
とはいえ、朝の通院の後は一旦部屋に戻ってギリギリまで横になってたんですよ、一応大事を取って。
ちゅうことで、開場時間ほぼピッタリに到着したROYAL HORSEです。
えー、前回この場所では料理の出てくるのが遅くてプッツンしちゃったんですが、今回は段取り良く持ってきてくれました。
病み上がりにどうなの?という感じですが。
さて、この日はほんまにあちこちでいろいろ被ってましたね~、ライブが。個人的な好みで言えば東京のキネマ倶楽部でGENKI SESSIONがあったし、まあそっちは交通費やら夜更かしが辛い現状では断念せざるを得ないからそうしたんだけど、BIG JACKでのAPHRODITEがやや遅れて告知されたのはキツかったですね~。バンドがスタートして以来、関西では皆勤(のはず)だったし、岡垣さんの豪快なオルガン揺らしと重厚な音色も毎回楽しみなもんでねえ~。でもこちらが早々と決定していたので全て振り切らざるを得なかったのでした。ついでにすぐ近所のクアトロではALDIOUSも…まあ、そちらは別にいいですが。新ドラマーの腕前は気になるけど、今のヴォーカルさんの歌声があまり好みじゃないもんで。
また無駄話が長くなってきたので、開演前のステージ。
ステージつっても段差はないんですが。でも常々「ステージは聖域」と言ってる私だから、一応は区切られてるエリアに足を踏み入れることなく、可能な範囲での撮影です。開演後はあかんけど、開演前だからまあ、いいでしょ?
さて、そうこうしてる内に時間になり、店の人の紹介に続いて恭司さんが登場。まずはアコギだけによる「弾き語り」コーナーの開始です!
いきなり聴いたこともない曲で、何だか歌声のハモリとかえらく凝った感じだな~と思ってたら、少なくとも私の知る範囲では初披露の、ガロ「たんぽぽ」だそうで、そりゃ知ってるわけもない。
続いては激しめの曲で、ギターもジャムマンを駆使して音を重ねまくって聴かせてたが、聴き覚えのあるこの曲は、BOWWOW G2名義での「THE POWER OF DARKNESS」だった。そりゃ聴き覚えもあるはずですわ。
実はこの後のMCでそこまでの2曲については判明したんだけど、次は「VOW WOWの曲やります」ってことで「MOUNTAIN TOP」。同じ頃に東京で歌ってるあの人は、この時期の曲を歌うことはなかったろうけど、恭司さんのヴォーカルで聴くのもまたいいもんだ。
続いては激しめの曲で、ギターもジャムマンを駆使して音を重ねまくって聴かせてたが、聴き覚えのあるこの曲は、BOWWOW G2名義での「THE POWER OF DARKNESS」だった。そりゃ聴き覚えもあるはずですわ。
実はこの後のMCでそこまでの2曲については判明したんだけど、次は「VOW WOWの曲やります」ってことで「MOUNTAIN TOP」。同じ頃に東京で歌ってるあの人は、この時期の曲を歌うことはなかったろうけど、恭司さんのヴォーカルで聴くのもまたいいもんだ。
その後は高校時代の同級生で今も一緒に小泉八雲朗読会をやってる佐野史郎の話になり、昔を思い出して近所のかまぼこ屋でギターや鍋(!)でいろんな曲をやってた話をしたり、前にも聞いたことのあるオリビア・ハッセーの話…ここで彼女が出てた映画「ロミオとジュリエット」から1曲、となった。
続いてはお馴染み「SUPERSTITION」、これは東京で「あの人」も歌ってることだろう。
続いてはお馴染み「SUPERSTITION」、これは東京で「あの人」も歌ってることだろう。
次のMCで今アルバム作りが進行中という話が出たけど、まだアコギ弾き語りのコーナーだからそこからの曲はやらなかった。ちゅうことは前作とは全く違うものになるということです。それ以上はまだ書きません。
そしてBOWWOWのアルバム未収録曲「STAYER」(ライブDVDでのみ聴ける)を披露、スライドバーを駆使しての「AMAZING GRACE」(歌入り)と続き、またもやBOWWOWの「ROCK'N'ROLL DRIVE」を最初はシャッフルで、途中テンポを上げ、最後は「THEME OF BOW WOW」につなぐという荒技?で第1部終了となった。
そしてBOWWOWのアルバム未収録曲「STAYER」(ライブDVDでのみ聴ける)を披露、スライドバーを駆使しての「AMAZING GRACE」(歌入り)と続き、またもやBOWWOWの「ROCK'N'ROLL DRIVE」を最初はシャッフルで、途中テンポを上げ、最後は「THEME OF BOW WOW」につなぐという荒技?で第1部終了となった。
…しばしの休憩の後、再び店の人の紹介に続いて、今度はSENRI'S SUPER SESSIONのメンバーとともに登場。「弾きまくり」コーナーの開始。いきなり2曲やったんだけど、その後に曲名の紹介もなかったもんだから私、「あれ?何の曲だっけ?」となってしまいました。後で他のお客さんに聞いたら「ADVENTURE」と「SOLID MOVEMENT」だったそうで、前者は私の持ってるアルバム全部調べても入ってないから仕方ないにしても、後者はさんざん聴いてるはずなのに…まあ、序盤で出てくることに慣れてないからということにして下さい。
続いてはお馴染み「RAPID-FIRE」。打ち込みだけをバックに演奏されても十分カッコいいのに、やはり生バンドと一緒だとよりスリリング。そして私がこの会場で見るのは3回目、この春から大学生になった千里ちゃん(いまだに小学生の頃のイメージが強い人もいるようですが)のドラムもますます進化してるように思った。私の席は前の方、なのはいいけど、キーボード(女性)の弾いてる手元が全く見えないのが悔しかったけど。彼女も可愛くてなかなかの腕前なのに…余談でした。
続いてはお馴染み「RAPID-FIRE」。打ち込みだけをバックに演奏されても十分カッコいいのに、やはり生バンドと一緒だとよりスリリング。そして私がこの会場で見るのは3回目、この春から大学生になった千里ちゃん(いまだに小学生の頃のイメージが強い人もいるようですが)のドラムもますます進化してるように思った。私の席は前の方、なのはいいけど、キーボード(女性)の弾いてる手元が全く見えないのが悔しかったけど。彼女も可愛くてなかなかの腕前なのに…余談でした。
それから「VOYAGER」を挟んで「RIVER OF TIME」…この曲は恭司さんの表情豊かなプレイがたっぷり味わえて、それまでまだ体調不良をひきずっていたのが回復して来たような気がした…ただ、前の曲とともにキーボードの見せ場も多いだけに、私のとこから手元が見えなかったのは痛かった。わざわざ立ち上がって覗き込んだ瞬間もあったけど。
さて、その後は「昔、SILVER STARSってバンドがありましてね、僕も好きだったんですよ」という話になり(笑)、ジャズのスタンダード「TAKE FIVE」を彼らがカバーした「乱調五番」バージョンで披露。これも元が面白い仕上がりだったんだけど、生で聴くと更にいい感じ。続いても「カバーやります」って、BOWWOWの曲だったら恭司さんの持ち曲やん、というツッコミは置いといて、前回もこの場所でやった「SILVER LIGHTNING」。間奏のソロバトル、もう1人のギタリストも恭司さん同様のHRを使ってるんだけど、やっぱり出てくる音の感触が全く違うんですわ。さすがに恭司さんの方が押しの強さも格段に上というか。でも、一緒に演奏するメンバーの力量を普段以上に(彼らの「普段」は知らないけど)引き出すのも恭司さんの凄いところで、だから「対等」とは言わないまでも皆さんかなりいい感じで恭司さんをバックアップしていたように思う。
その後は千里ちゃんが大学生になってからいろんなとこにお呼びがかかり、フランスにも遠征したという話。それだけ実力を認められてるということなんだけど、「フランス語はさっぱりわかりません」だそうで。じゃあ、大学の第2外国語はフランス語じゃない?いやそんな問題じゃなくて、実際あの国の言葉は聞き取れないし英語みたいにテンポ良くないから調子狂います。そんなこんなで次は「千里ちゃんのドラムソロをフィーチャーします」とのことで「MARS」。期待通りに見事なソロを見せつける千里ちゃん…はいいんだけど、途中でスティックのお手玉を失敗してやり直すというお茶目な一面も。
そして終盤は「RUNNING WITH THE WIND」「SPANISH PIRATES」と威勢のいい曲で畳みかけ、ラストの「MOTHER OCEAN」でしみじみ聴かせる…ありったけの感情をぶちまけるかのような恭司さんのソロはもう、圧巻の一言。声を出して歌わなくてもギターがそれ以上に歌ってる、しかも緩急織り交ぜてというのは本当に凄いことだ。というわけで、ここで本編が終了。
アンコール、まずはBOWWOWの「SIGNAL FIRE」。各楽器のバトルが凄くって、やっぱりそれぞれ恭司さんに持てる力を最大限に引き出されてるんだなあと、ここでも思った。そしてラストは亡くなったこの店のオーナーさんに捧げるという「HEAVENLY」。恭司さんの泣き節が全開で、見事な締めくくりとなった。
…その後は恭司さんにサイン頂いたり、顔見知りと話したりしてしばらくうだうだして、いい時間になったから帰ったんだけど、いや毎度のことながら素晴らしかった。千里ちゃんのドラミングは一層の進化を見せてたし、何より恭司さんご本人のプレイをたっぷり拝めるのは結構久しぶり…4月はギタリスト4人のセッションだったし、5月はいろんな人が交替で出てきて最後にちょっとだけだったもんで、更には先月の姫路に行けなくなった分、余計に満足度は高かった。「弾き語り」コーナーでのエフェクター多用をどうこう言う人もいるかもだけど、あれを使いこなすのも大変みたいよ。ギター弾きながら歌って足で操作して…やってることは叩きながら歌ってるドラマーと変わんないですよ。いろいろ言われてる歌の方も下手とは思わないし、私にとっては実に心地良い声だし。そして「弾きまくり」コーナーではまさに本領発揮!音色そのもので魅せられるギタリストも数多いけど、私にとってはこの人の音色が一番しっくり来る。心と体の健康にも効果あり!ということで、体調の方も持ち直したように思う。
よし、明日からは大丈夫だ!?
よし、明日からは大丈夫だ!?