さてお待ちかね、先日の矢沢永吉レポです。
私は毎年永ちゃんを大阪城ホールで見るのが恒例のように思われているが、実は5年ぶりである。
岡垣さんと被ったり、全く取れなかったりで名古屋に遠征したのが2回、東京ドームに行った後はツアーそのものがなかったのが1回、春のZ's@神戸ワールド記念ホールは見たが年末のツアーはまた取れなかったのが1回と、しばらく違う場所を流転していたのだ。
そしてこんな時に限って去年の大阪城ホール2日目がDVDになって、また悔しい思いをしたものだ。
岡垣さんと被ったり、全く取れなかったりで名古屋に遠征したのが2回、東京ドームに行った後はツアーそのものがなかったのが1回、春のZ's@神戸ワールド記念ホールは見たが年末のツアーはまた取れなかったのが1回と、しばらく違う場所を流転していたのだ。
そしてこんな時に限って去年の大阪城ホール2日目がDVDになって、また悔しい思いをしたものだ。
しかし!このところ毎回取れず「この頃は永ちゃんも取るのが大変になってきたなあ」と思ったところに今回はサクッと取れてしまった。
よし!これで心置きなく年が越せる!と喜び勇んで当日を待ったのであった。
よし!これで心置きなく年が越せる!と喜び勇んで当日を待ったのであった。
そして会場に到着。ああ、帰ってきたんだ…懐かしい思いがこみ上げてきた。
会場の周辺はいつもと同じ雰囲気…だが、しばらく離れていた故に気づいたこともあったりで、その辺は後で書くが、見慣れた顔もちらほら見える中、開演時間が迫ってきたので場内に。
今回は土日の公演が17時スタートと早い。永ちゃんももう68歳だし、やはり早く始めて早く終わりたいのかな?
永ちゃんコールがあちこちで聞こえる中、ほぼ定刻に暗転、大歓声の中で開演となった!
永ちゃんコールがあちこちで聞こえる中、ほぼ定刻に暗転、大歓声の中で開演となった!
…まだツアーは今日も含めて東京が3回残っているので曲目は伏せるが、ツアータイトルの通りに初期の楽曲…1~2枚目を中心に70年代のCBSソニー時代の曲が(特に前半に)多数披露された。
これにはとても懐かしい気分になり…というのは厳密には違う。私が永ちゃんのファンになったというか真剣に聴き始めたのは高校1年…82年のこと。だから70年代はリアルで知るわけもなく完全後追いなのだが、ディープ・パープルやレインボー、BOW WOWの70年代楽曲を後追いで聴いていてもそれらがまるで前から知っているかのように馴染んだかの如く、永ちゃんの昔の歌もそうなっていたのだ。
これにはとても懐かしい気分になり…というのは厳密には違う。私が永ちゃんのファンになったというか真剣に聴き始めたのは高校1年…82年のこと。だから70年代はリアルで知るわけもなく完全後追いなのだが、ディープ・パープルやレインボー、BOW WOWの70年代楽曲を後追いで聴いていてもそれらがまるで前から知っているかのように馴染んだかの如く、永ちゃんの昔の歌もそうなっていたのだ。
そして今回はいつもより演出も多め。どのタイミングかはこれもまた伏せるが、ファイヤー!にフラッグ!と、バラードではお馴染みのミラーボール…まあ、今年同じ会場でやった水樹奈々には負けるがエレカシには勝ってるかというくらいの規模。
MCでは「最近、MCが始まると皆静かに聞くようになったね」とか、「80までやって下さいってメールもらうんだけど、まだ70にもなってないよ」とか。まあ、この辺もいつもの調子だった。
さて後半には新しめの曲も入りながら進むんだけど、本編最後のバラードがまた染みてね…いい感じで一旦中締めとなった。
その後はもちろんアンコールなんだけど、メンバー紹介でベーシックな演奏陣が全て外国人であることが判明。ジェフ・コールマンじゃない方のギターが米川さんにしちゃあ見た目が「あれ?」な感じだと思ってたらそういうことで、名前は何とも読みにくいし間違ってたら嫌なので書かないけど、なかなかいいプレイをしていた。
ドラムは久しぶりに戻ってきたジェフ・ダグモア、そして今回最大の目玉?はベースがトニー・フランクリンであること!ツアー序盤でその噂は聞いていたが、元ファーム、ブルー・マーダーでフレットレスを得意とした彼である。そのプレイがどういう効果をもたらすか?に関心があったのだが、他のメンバーとのコンビネーションも良く、見事に永ちゃんの歌を支えていた。
ドラムは久しぶりに戻ってきたジェフ・ダグモア、そして今回最大の目玉?はベースがトニー・フランクリンであること!ツアー序盤でその噂は聞いていたが、元ファーム、ブルー・マーダーでフレットレスを得意とした彼である。そのプレイがどういう効果をもたらすか?に関心があったのだが、他のメンバーとのコンビネーションも良く、見事に永ちゃんの歌を支えていた。
ここで書いておかねばならないのは、前回がもう1年半前のZ'sになるんだが、あの時に「通常ツアーとは音圧が違う」と書いたのはやはり私の思い込みではなく、実際にそうだったということ。ワールド記念ホールの音響の悪さを差し引いても、若い日本人メンバーと比べたら特にリズム隊は迫力が圧倒的で、やはりあの感じは日本人には出せないのかな?と思った。
アンコールは3曲…最初の曲では歌詞が飛びまくったが、まあこれはご愛嬌。「責任があるから飛ぶんだよ」ということで(笑)。残り2曲はいつものタオル投げの定番で、2時間超のライブは終わった。
終演後には雨が降っていて、どうも私は日産スタジアム以来永ちゃんに関しては雨に見舞われる傾向があるようで…まあ、小雨程度だったからそれもまた良し。
昔は「高い」と思ってた3000円のツアーパンフ、近年は他アーティストのパンフが値上がりしてきている中で私が初めて行った94年以来据え置きなのはありがたいが、年々作りが安っぽくなっている気がするんだが?でもこういう一言がやはり響くんだな。
あ、そうそう。私の隣の席はどう見ても80過ぎた婆さんで、おそらくその向こうの席の息子さんと思しき人に連れられてきたんだろうが、最初は周りに合わせて立ったり座ったりしながらも途中からはほぼ座ったままで、やはりこの年代の人には辛いよな…と思ってたら、アンコールになったらすくっと立ち上がって若者顔負けのノリノリっぷり!いやあ、いいですねえ~。
また、「永ちゃーん!」という黄色い歓声が飛んだのも驚き。女性客といってもそう若くない人が大半だから、茶色いとは言わなくても黄土色くらいの歓声ならわかるんだが、明らかに若い女の子が68歳の歌い手に向かってねえ~。ほんま、中高年の男性ばかりじゃなく、いろんな世代の人たちが来てるってのはいいことだと思う。
さて…それに水を差すようでアレだけど、私が今回気になったのは、「大阪のお客さんってこんなにマナー悪かったっけ?」ということ。開場前に場外で旗を振り回してる集団、灰皿のないとこでの喫煙者、そして今じゃ禁止されてる「後方を向いての」永ちゃんコール…
最初のは他の地方からだったようだが、族の集会じゃあるまいし、もうそういうノリはやめましょうよ。2番目は私だって我慢してたんだし、今のご時世、もっときちんとしましょうよ。そして最後のは、「永ちゃんコール」が悪いとは言わない。むしろ私は好きだし、あれを聞くと「永ちゃんのライブに来たんだな」という実感が沸くが、やはり「強制」と認識されるために禁止されたことはやめた方がいいし。
最初のは他の地方からだったようだが、族の集会じゃあるまいし、もうそういうノリはやめましょうよ。2番目は私だって我慢してたんだし、今のご時世、もっときちんとしましょうよ。そして最後のは、「永ちゃんコール」が悪いとは言わない。むしろ私は好きだし、あれを聞くと「永ちゃんのライブに来たんだな」という実感が沸くが、やはり「強制」と認識されるために禁止されたことはやめた方がいいし。
大阪城ホールで永ちゃんのライブに来るのは日常の一コマになってたからそれまで気にならなかったんだろうけど、他の地域の会場で気になったことが大阪でも同様だった、というのはしばらく離れてみてわかったようだ。
「だから矢沢ファンは…」と言われないよう、皆さんもっと最低限のマナーは守りましょうね。
「だから矢沢ファンは…」と言われないよう、皆さんもっと最低限のマナーは守りましょうね。
ほんま、こんな気分だったよ私は。
まあ、その辺に不満はあったけど、ライブそのものは素晴らしかったし、大いに満足出来るものでありました!