This is Love/Silhouettes
◆WATERS OF MARCH/金子マリ & BIKKE
犬の日々/小川美潮 & 山村哲也
ぁ…浩犬しよう/こなかりゆ & 尾上文
ァThink/シーナ & 永井隆
ΑDANCE FOR YOU ~悪夢をください~/ちわきまゆみ & ISSAY
А,蕕孱坑's/内海洋子 & 石田長生
─Sound of Ground/HALKO & GENKI
MANDALA/小嶋さちほ & どんと
◆WATERS OF MARCH/金子マリ & BIKKE
犬の日々/小川美潮 & 山村哲也
ぁ…浩犬しよう/こなかりゆ & 尾上文
ァThink/シーナ & 永井隆
ΑDANCE FOR YOU ~悪夢をください~/ちわきまゆみ & ISSAY
А,蕕孱坑's/内海洋子 & 石田長生
─Sound of Ground/HALKO & GENKI
MANDALA/小嶋さちほ & どんと
~RECORDING MEMBERS~
HALKO(桑名晴子):Vocals
GENKI(人見元基):Vocals
大谷令文:Guitars
高橋竜:Bass
高橋和久:Drums
GENKI(人見元基):Vocals
大谷令文:Guitars
高橋竜:Bass
高橋和久:Drums
Charが運営していた江戸屋レーベルのオムニバス企画「江戸屋百歌撰」、97年発表の7作目にして最終作。
CharはPINK CLOUDとしての活動が徐々に停滞してきた(私にはそうとしか思えない)88年に自主レーベル「江戸屋」を立ち上げ、そこからソロアルバムや石田長生とのアコースティック・ユニット「BAHO」、そしてたま~に思い出したようにPINK CLOUDのアルバムを発表していった。あ、そうそう。ソロでのライブに参加したメンバーを中心に結成したバンド「PSYCHEDELIX」もあったんだっけ。
そしてそれだけじゃ気が済まなかった?彼は、毎年1枚ずつテーマを決め、更にはその年の干支をタイトルに入れたオムニバスを企画するのだが、それが今回紹介する「江戸屋百歌撰」である。干支をタイトルに入れたあたり、それが一巡するまで続けるつもりだったと思われるが、本作発表後にレーベル自体が閉鎖してしまったために本作が最終作となり、その計画は頓挫してしまった。
そしてそれだけじゃ気が済まなかった?彼は、毎年1枚ずつテーマを決め、更にはその年の干支をタイトルに入れたオムニバスを企画するのだが、それが今回紹介する「江戸屋百歌撰」である。干支をタイトルに入れたあたり、それが一巡するまで続けるつもりだったと思われるが、本作発表後にレーベル自体が閉鎖してしまったために本作が最終作となり、その計画は頓挫してしまった。
というわけで本作の紹介になるわけなんだけど…初期は適当に曲を放り込んでいたかのようなこのシリーズだが、前年には「ブルース・ギター」というテーマのもとに各界の名ギタリストが集められていた。そして今回は「男女のデュエット」という一貫したテーマが設けられたのだが…面子だけ見たら結構豪華な顔ぶれではあるんだが、中身はちょっと肩透かしというか、全体的にゆるくて途中で眠気が襲ってくるんだよな…
そんなわけでもうさっそく元基さん参加の┐硫鮴盥圓辰舛磴Δ韻鼻■隠以近い大作で、起伏に富んだ曲調の中で彼と桑名晴子(ご存知の通り、桑名正博の妹)が交互にそれぞれの持ち味を発揮した凄い歌唱を聴かせる…と言えば聞こえはいいんだけど、いかんせん曲そのものがイマイチというか掴みが弱い。いやあ、元基さんの歌声はさすがに凄いんだよ。特に始まって3分くらいのところとか5分経過くらいのブレイクのとことか終盤のシャウトの凄まじさは「うおおおおーっ!」となるし。令文さんのギターも格好いいし、それで約10分退屈することは無いんだけど、それは2人の歌唱の凄さとバックの演奏力に救われてるからだろう。これが(誰とは言わないけど)凡庸な歌い手と(誰とは言わないけど)味気ない演奏者だったら、きっと「長いだけで退屈な曲」で済まされてたことだろう。
なお、この曲の歌詞は日本語(一部英語)。つまり、「G.S. I LOVE YOU」から「むしまるQ」の間に存在が確認出来なかった「元基さんによる日本語の歌」を発見出来たというわけ。ついでに作詞は歌ってる2人(英語の部分が元基さん作)で作曲はHALKOさんと令文さん。つまり、V解散以来7年ぶりにカバーではないオリジナルの新曲を歌ってることも確認出来た。
なお、この曲の歌詞は日本語(一部英語)。つまり、「G.S. I LOVE YOU」から「むしまるQ」の間に存在が確認出来なかった「元基さんによる日本語の歌」を発見出来たというわけ。ついでに作詞は歌ってる2人(英語の部分が元基さん作)で作曲はHALKOさんと令文さん。つまり、V解散以来7年ぶりにカバーではないオリジナルの新曲を歌ってることも確認出来た。
で、他の曲でも特筆するものは少なく、,レコーディング・メンバーのクレジットは無いものの男性ヴォーカル&ギターがCharであることはバレバレで謎の女性ヴォーカルもいい感じで曲もなかなか良いとか、イ任離掘璽覆肇曠肇院扮憤耄粥8汽ΕД好肇蹇璽鼻Ε屮襦璽后Ε丱鵐鼻砲陵蹐澆格好いいとか(この曲はマジで素晴らしいと思う)、Г論佚陳浩犬離ターが見事とかいう聴きどころはあるものの、何で△澆燭い覆ったるい曲を金子マリに歌わすかね?あの人が意外に新しもの好きなのは知ってますよ。でも、常に良いものばかり見い出せてるわけじゃないのは、某※※クラブとの度重なる共演で痛感してしまってるからね。お経みたいなラップに絡むメリハリの無い歌唱で、とてもあのド迫力ボイスで圧倒してくれる凄いおばさんと同じ人とは思えましぇん!
本作を入手したのはほんまに最近なんだけど、後回しになったのは他に優先すべき作品群があったわけで、それらの素晴らしさに比べたらやっぱり後回しになってしまったのは運命の必然だったのかな?と思う程度のものなんだな。さすがに発売後16年も経って生産もとっくに終わってるとなれば、新品で手に入れるのは困難を極めるし、実際私が「さて、元基さん作品でまだ持ってないのがあるけど、これはどんなもんだろう?」と某通販を覗けばどえらい高値が付いていた。そのレア度を考えたら仕方ないのかなと思いつつ、ちょっと日数を置いて覗いたらなぜかかなり値段が下がっていた。「本当はもっと下がってから買いたいけど、そうなったら他の人に買われるかも知れないし、これ以上下がるという保証も無いし…」と思って清水の舞台からダイビング、購入に至ったのである。ま、その前後に購入した各種CDは定価の半額で売ってるのを買ったとか溜まったポイントで買ったとか割引券を多用したとかで、ここ1ヶ月くらいでCDに費やした総額は全部定価で買ったくらい(むしろ安いくらい)にしたというのが私らしいと言えばそうかも知れない。今じゃまた目ん玉が飛び出そうな高値が付いてるから、買うタイミングとしてはまあまあだったかな?と思う。
本作を入手したのはほんまに最近なんだけど、後回しになったのは他に優先すべき作品群があったわけで、それらの素晴らしさに比べたらやっぱり後回しになってしまったのは運命の必然だったのかな?と思う程度のものなんだな。さすがに発売後16年も経って生産もとっくに終わってるとなれば、新品で手に入れるのは困難を極めるし、実際私が「さて、元基さん作品でまだ持ってないのがあるけど、これはどんなもんだろう?」と某通販を覗けばどえらい高値が付いていた。そのレア度を考えたら仕方ないのかなと思いつつ、ちょっと日数を置いて覗いたらなぜかかなり値段が下がっていた。「本当はもっと下がってから買いたいけど、そうなったら他の人に買われるかも知れないし、これ以上下がるという保証も無いし…」と思って清水の舞台からダイビング、購入に至ったのである。ま、その前後に購入した各種CDは定価の半額で売ってるのを買ったとか溜まったポイントで買ったとか割引券を多用したとかで、ここ1ヶ月くらいでCDに費やした総額は全部定価で買ったくらい(むしろ安いくらい)にしたというのが私らしいと言えばそうかも知れない。今じゃまた目ん玉が飛び出そうな高値が付いてるから、買うタイミングとしてはまあまあだったかな?と思う。
しかし…本作はよっぽどの人見元基マニアにしかおすすめ出来ません。たった1曲だけの参加だし、先述の通り曲自体はどうってことないし、なかなか見つからない上にとんでもない高値が付いてる現状では無理して買うこともありません。それは次回紹介する作品も同様です。
次回は何を紹介するのかって?まあそれはその時のお楽しみってことで。
次回は何を紹介するのかって?まあそれはその時のお楽しみってことで。